表札と聞くと昔ながらの重みのある石や、分厚い木に名前が彫られたものを想像しますが、形式にとらわれない自分で手作りした表札も多くみられます。手作りした表札からは住んでいる人のセンスや人柄までも伝わる素敵なものもあります。ここでは雨風にも耐えられる格好いい表札のお作り方をお伝えいたします。
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表札が大事な訳
昔は表札をつけるのが当たり前だったのですが、最近表札離れが多くなってしまいました。ここでは表札の必要性を紹介いたします。
- どんな人が住んでいるかをお知らせする。
表札はその家にどんな人が住んでいるかお知らせするための名札のようなものです。今は色々なデザインの表札があり、表札の雰囲気からどんなタイプの人かも感じることができます。表札がある事であなたへの親近感も感じ近所付き合いが深まることもあるでしょう。 - 郵便物の間違いを防ぐことができる。
郵便受けに入る郵便物は何度も来ていて慣れている郵便局員の人だったら間違えが少ないのですが、新しい人は表札を頼りに配達をしているでしょう。そのため表札がない家だと近所の人の郵便物が入っていたり、近所の人の郵便物が紛れ込んでいたりして自分で配達に行かなければ行けないという手間がかかってしまいます。 - 気の流れの妨げにもなってしまう。
家の運気を左右する気は家の玄関から入ると言われています。その時表札が出ていないとその家の不在を意味してしまい、気が入る必要性を感じず家の中に気が入ってこなくなってしまいます。悪い気が入ってこなくて安心なのですが、良い気も入ってこないとなると勿体無いですよね。
表札を手作りする際に考えること
作業を滞りなくスムーズに進めるには計画が大事です。計画して流れをイメージすると使う材料や出来上がりまでの時間の目処をつける事ができ予定通りに物事を運ぶことができます。
表札の名前の入れ方はどのようにするか。
昔ながらの厚みのある木製や石の表札もその家の主の凛とした風貌を感じさせるようで素敵ですが、最近は土台が横長で苗字だけではなく家族全員の姓名が入っているタイプや、苗字だけで小さいタイプ等色々な表札があります。名前の入れ方によって土台になる物の大きさも変わってきてしまうので一番先に考えておきましょう。
名前をどのような書体で書くか考えておきましょう。
堅実な雰囲気を感じさせる漢字や誰もがわかりやすいひらがなやカタカナ、オシャレな雰囲気を出せるローマ字にするか考えましょう。漢字だと2文字のところローマ字だと長くなってしまう場合があります。そうなると材料だけではなく設置する場所にも影響が出てしまいます。
設置場所を考えておく。
手作りした表札を設置する場所を考えておきましょう。作る物の大きさも関係しますが、作る素材によっては落下の危険性があると破損してしまったり、訪れた来客に当たってしまうなんて事もあります。雨風に当たれば外れてしまったり、壊れてしまうこともあります。安全に設置できる場所を考えておき、その場所のサイズに合ったものを作りましょう。
作り方次第でどんな風合いにも変えられる木製表札
材料は100均で手に入る木製の表札のポイントをお伝えいたします。
- 木を簡単に加工して無骨な表札作り
100均には色々なサイズの板が売られています。元々カットされているものや、長いものもあり自分で加工することもできます。厚みを持たせたい場合は同じ大きさに切って木工用のボンドを使って貼り付けたりビス留めすることも出来ます。 - 文字の入れ方で雰囲気が変わる。
表札といえば形も去ることながら名前の書き方や使われる書体でかなり雰囲気が変わってきます。木製の表札はインクが乗りやすくはじいてしまうことがないため名前を書きやすいのです。土台になる木を濃い色に仕上げ白文字で名前を書いたり、文字に自信がない場合はステンシルを使って書くのもおすすめです。また100均の木製のアルファベットを使って並べて貼ったりすると立体感も出て厚みのある表札の出来上がりです。 - フェイクグリーンをレイアウトしてボタニカル感
100均の園芸コーナーにあるフェイクグリーンは春にはサクラ、夏にはひまわりなど季節に合ったグリーンを楽しめます。一見本物にも見えるグリーンもあり飾るばかりじゃなく何かを作る際の飾りなどに使って素敵に仕上げることも出来ます。そのフェイクグリーンを使って手作りの表札を飾ってみましょう。季節ごとに変えれば表札から家主の細やかさが感じられるでしょう。フェイクグリーンは外に置いたままでも枯れることなくお手入れも必要ないため飾りに使うのはおすすめです。
無骨で格好良いセメントで作る表札
- 外で作業できる日を選びましょう。
セメントは粒子が小さく意外と粉っぽいため空気中を舞います。家の中でやると終わった頃床や作業台がジャリジャリなんてこともあります。セメントを練るだけでも外で出来る日を選びましょう。また出来たものを乾かすのもカラッと乾燥した日がおすすめです。 - 文字もセメントにしたい場合
表札の名前の部分もセメントを使って表したい場合は100均にアルファベットの型がお菓子作りコーナーに売っています。プラスチック素材の物でセメントが乾くと押し出して取り出すことができます。先に作り始めておくと作業がスムーズに進むでしょう。 - 表札の土台になる部分のかたどり
同じく100均のお菓子コーナーにあるパウンドケーキやホールケーキの型を使うと固まった後はずすのが楽です。又お菓子に使われる生地も外に流れ出さないしっかりした作りのため安心してセメントを流し込むことができます。
手作り表札を作る時のポイント
- しっかりと設置する。
外に表札を取り付ける場合、風や雨などにさらされてしまいます。その場合簡単にドアにかけたり、入り口に置く程度では飛ばされてしまうことがあります。ドアにかけた表札は風でドアにあたりドアが傷ついてしまったり、夜ぶつかる音に悩まされることもあります。しっかりと固定することが大事です。 - 木製の表札はひとてまで満足のできばえ
木は湿気を吸ってしまうと変形したり、柔らかくなってしまい衝撃が加わると亀裂が入ってしまうこともあります。せっかくのお気に入りの表札ができたのに壊れてしまうのは嫌ですよね。何より自分の名前に亀裂とかなんとなく気持ちが良くありません。そうなる前にあらかじめ塗料を使って防水加工をしてから設置しましょう。 - 設置位置をしっかり考えましょう。
表札を設置するとき誰が必要あってみるものか考えましょう。自己満足で玄関のレイアウトだけを考えて付けてしまうとせっかくの表札が見当たらず無いも同然の扱いになってしまいます。手紙や小包を配達してくれる郵便局員や荷物を運んでくれる宅配業者、食品のデリバリーなど重い荷物を持っている人が少しでも早く確認できる場所を選んで設置をしましょう。