毎日のように使用するシステムキッチンは、時間とともに老朽化してしまいます。
形あるもの古くなっていくことは仕方ありません。
DIYでリフォームをして再び新品のような輝きを取り戻せたら、また料理をするモチベーションもアップしますね。
システムキッチンのリフォーム内容によっては、自分でのDIYが危険な場合もあります。
その場合は専門の業者に依頼する方法が確実です。
と言っても自分でDIY出来ることもたくさんあるので、システムキッチンのDIYリフォームについて見ていきましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
キッチンの換気扇はDIYする前に確認。工事するなら業者に依頼
キッチンの換気扇は、問題なく使用出来る期間は10~15年ほどです。 そして、使い方や手入れによって...
-
手軽に用意できる材料でキッチンのシンク周りをおしゃれにDIY
毎日使うキッチンは、生活感の出やすいところです。 特にシンク周りはこまめに掃除をしていても、水ハネ...
-
タッパー収納のポイント。キッチンがスッキリ見える片付けのコツ
おかずの作り置きや残ったおかずを入れたりとタッパーは色々な場面で活躍しますね。 大きさも小さい物か...
-
キッチンのワークトップは簡単から本格的なものまでDIYできる
キッチンのワークトップは多くの人が初期の状態のまま使っていると思いますが、使いにくい、または自分の好...
スポンサーリンク
システムキッチンをDIYでリフォームする前に用意しておくべき道具たち
実際にシステムキッチンを使って、毎日家族のために料理をしている主婦の方も非常に多いと思います。やがて時の流れとともに老朽化し、機能の低下や汚れなどが気になってきます。システムキッチンを丸ごとリフォームすることが出来れば良いかもしれませんが、やはりその費用は高額です。
気軽に出来るものではありません。
システムキッチンの状態によっては、自分でDIYすることが十分に可能です。
自分のイメージ通りに完成させられるというメリットもあるので、家庭でDIYするという方法も一つの選択肢です。
大掛かりな作業が必要になることもありますし、それに伴って新たに道具を用意しなければならない場合もあります。
DIYリフォームに取り掛かってから道具が足りない、なんて事態にならないように、まずはDIYの前に用意しておくべき道具を確認しておきましょう。
- ドライバー
DIYではネジが必須アイテムです。
ドライバーがなくてはネジの差し込みや取り外しが出来ないので、複数サイズ用意して対応出来るようにしておきます。 - のこぎりなど
木材やプラスチックなど、大きな材料をカット出来るために必要です。 - メジャー
DIYでは正確な採寸が求められます。
長さのある材料を計測出来るようにメジャーを用意しておきます。 - かなづち
釘を打ち込む工程もたくさんあります。
かなづちなしでDIYは進められません。 - ドリル
木材などに穴を開けるときに必要です。
他にも差し金やクランプなどの締め具があると、順調にDIYを進めていくことが出来ます。
いずれもホームセンターで購入出来るものばかりですよ。
システムキッチンをDIYでリフォームして見た目と使い勝手をアップ
次に自分で出来るシステムキッチンのDIYについて見ていきます。
システムキッチンのDIYは、自分で出来ることと業者に依頼すべきことがあります。
自分で出来るDIY内容を確認しておきましょう。
初めてのDIYでもチャレンジしやすいのが、壁紙のDIYです。
長年の料理によって、壁紙にも油汚れやにおいが染み付いています。
いくらシステムキッチン自体を綺麗にリフォームしても、くすんだ壁紙では良さが半減してしまいます。
パッと明るいシステムキッチンにするなら、まずは壁紙を一新してみてはどうですか。
ただ、剥がしたときに跡が残る可能性があるので、気になる方は接着剤なしの壁紙に両面テープを使ってDIYする方法がおすすめです。
次にキッチンカウンターをDIYです。
カラーボックスと天板を使えば簡単にDIYが出来ますし、もちろん実用性だってアップします。
カラーボックスで収納スペースも増えるので、収納場所にお困りの方にもってこいの簡単DIYです。
システムキッチンのDIYに取り掛かる前に手順を確認
実際にDIYに取り掛かる前に、どんなシステムキッチンにしたいのかイメージすることも大切な事前の準備です。
イメージがふわっとしたまま取り掛かっても、途中で迷いや失敗が邪魔をして順調に進みません。
絵や図で具体的にイメージを残すと、家族も一緒にDIYに参加してもらいやすいですね。
そして、道具の準備と並行してDIY箇所の採寸を行います。
隙間やズレを防ぐためにも、欠かせない非常に重要な工程です。
また採寸が正しくなければ、当然使い勝手にも支障が出るので要注意です。
壁紙のように、現在のシステムキッチンに上乗せしたDIYをする場合、汚れが残ったままではDIYの仕上がりに影響が出ることがあります。
油汚れが残ったままでは、すぐに新たな壁紙が剥がれてしまいます。
処分するDIYでなければ、掃除という下準備を丁寧に行って下さい。
システムキッチンをDIYするメリット・デメリット
システムキッチンを自分でDIYすることは、イメージに近付けた仕上がりを目指せるというメリットがあります。
その一方でシステムキッチンという場所なので、大掛かりで大変な作業にも直面します。
システムキッチンをDIYすることについてのメリットデメリットを理解しておくことも、大切な事前の準備と言えるでしょう。
システムキッチンDIYのメリット
自分好みのシステムキッチンに近付ける
既製のシステムキッチンも十分に素晴らしいですが、微妙な色味の違いやデザインの違いなどは妥協するしかありません。
万人受けする製品が多いので、自分のこだわりや理想がある場合はそのまま形になっているシステムキッチンを見つけることは大変です。
その点DIYであれば、自分好みの色やデザインを作りやすくなります。
こだわりや理想を形に出来るチャンスでもあります。
見た目だけではなく機能も納得してDIYが出来る
こちらも先ほどと同様に、好みの機能にDIYすることが出来ます。
例えば、全体的に好みのシステムキッチンではあるけど、扉の厚みが足りないなどという問題です。
たった一部の機能かもしれませんが、長く使用するからこそ気になります。
こうしたことも自分でDIYするなら、納得して出来ますね。
費用を安く行うことが出来る
自分で行うDIYは、費用を安く出来るということも大きなメリットです。
システムキッチンを新たにすれば、100万円単位での出費も想定されます。
DIYなら予算内に抑えやすいので、家計にも優しいですね。
システムキッチンDIYのデメリット
手間と時間はかかるもの
システムキッチンを自分でDIYするとなれば、手間と時間はかかります。
DIYに慣れていなければ、より多くの時間がかかります。
途中で面倒に感じて挫折してしまう方もいるので、最初は手軽に出来ることから体験して慣らしていきましょう。
いきなりハードルの高いDIYは禁物です。
慣れていないと仕上がりにも影響が出る
DIYは器用さだけではなく慣れも必要です。
初心者さんだと仕上がりに影響が出ることも少なくないので、認識しておくべきことです。
完成してガッカリなんてことにならないように、心構えも大切ですね。
システムキッチンのDIY場所によっては業者に頼んだリフォームが必要になる
工事なしの取り付けで出来るDIYは問題ないのですが、専門の工事が必要となると、DIYの範囲では済まなくなります。
この場合、業者に依頼してリフォームすることになります。
具体的に工事が必要なリフォームとしては、水道やガス、電気を扱うことです。
シンクのリフォームやガスコンロの交換は、知識や技術のない方が行うと危険も伴ってしまいます。
また、資格保有者以外の工事が禁止されている内容もありますので、自己判断で行ってしまうことは禁物です。
システムキッチンのレイアウト変更などの大掛かりな作業も、自分でDIYするにはハードルが高すぎます。
解体作業が必要なこともあるので、この場合も業者へ依頼することをおすすめします。
難しいと感じるDIYなら取り掛からない、ということも大切な選択です。
無理をしないで行って下さい。