キッチンの換気扇は、問題なく使用出来る期間は10~15年ほどです。
そして、使い方や手入れによってこの期間は変化します。
古くなったキッチンの換気扇の交換を検討したとき、どんな方法が頭に浮かぶでしょうか。
専門の業者に依頼する方法。
自分でDIYで新しくする方法。
自分でDIYが出来れば費用を抑えることは出来ますが、状況によっては業者に依頼しなければならないケースがあるので、まずは事前に確認しておくことが不可欠です。
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キッチンの換気扇のDIYは行う前に状況をチェックすること
こうした問題に直面すると交換の検討も余儀なくされますよね。確かに新しい換気扇に交換したら、気分も一新してキッチンを使うことが出来ますが、どうしても費用が気になってしまいます。自分でDIYをして、キッチンの換気扇を新しくすることは出来るのでしょうか。
難しく感じるキッチンの換気扇のDIYですが、自分で行うことは十分に可能です。
ですが、DIYする状況によっては自分では無理なケースもありますので、行う前に状況把握はしておく必要があります。
そして、問題は内部で配線が行われているタイプの換気扇です。
単純な配線の構図とは限りませんし、危険も伴います。
電気工事の資格がない方は、正しく配線を扱えないことによって感電や漏電のリスクが非常に高まってしまいます。
DIYそのものは完了したように見えても、後からトラブルが起こることもあるので、不安な場合は最初から業者に依頼することをおすすめします。
キッチンの換気扇の相場を紹介。DIYなら費用を抑えられるが作業は簡単とは限らない
自分でキッチンの換気扇をDIYする最大のメリットと言えば、費用を安く抑えることが出来ることです。
業者に依頼すれば換気扇本体の費用だけではなく、工事費用が加算されることは避けられません。
DIYなら工事費用はかからないので、本体の費用のみで交換が可能です。
キッチンの換気扇は、本体だけでも安い買い物ではありません。
換気扇のタイプによって価格も違いますが、安いタイプでも4~5万円、高い換気扇だと20万円を超えるような買い物です。
ここに工事費用が上乗せになると、簡単に交換に踏み切れるものではありませんね。
先ほど説明したように感電や漏電のリスクもありますし、DIYそのものに慣れていない方がいきなりキッチンの換気扇を交換することはハードルの高い作業です。
途中でDIYに挫折してしまう、なんてことのないように心構えも必要ですね。
キッチンのレンジフードのDIYのやり方を紹介
では実際のキッチンの換気扇のDIYのやり方について見ていきます。
工程をイメージしたり、実物の換気扇と照らし合わせながら確認して下さい。
キッチンの換気扇にはレンジフードの部分と、吸引する換気扇部分とがあります。
最初にレンジフードのDIYの工程を紹介します。
1.汚れを落とす
直接的な作業に入る前に、掃除をしてこれまでの汚れを落としましょう。
古い換気扇で処分を検討している方なら、わざわざ掃除をするなんて手間だと感じるはずです。
しかし、キッチンの換気扇に付いている汚れは油汚れが多く、ヌメリやべたつきがあります。
こんな汚れが残ったままでは、重量感のあるレンジフードに手を滑らせて落下させてしまうリスクがあります。
安全のためにも汚れを落としてから始めて下さい。
2.取り外し作業
次にレンジフードを取り外していきます。
前・横・本体の順番で取り外しを進めていきます。
レンジフードを外したタイミングで換気扇の取り外しも行います。
キャップを緩めて外すタイプや、ドライバーで固定している部分を外すタイプなどがあるので、換気扇に応じた方法で外していきます。
換気扇を外す作業は、それほど難しくはないです。
3.新しいレンジフードを設置していく
新しいレンジフードを設置するときは、位置をしっかり決めてから行って下さい。
目見当で設置してしまうと、きちんと水平に設置出来なくなってしまいます。
本体を設置してから横を取り付けていきます。
4.換気扇の取り付け
最後に換気扇を取り付けます。
換気扇の取り付けを行うまでは、レンジフードの前幕板はそのままにしておいて下さい。
続いてキッチンの換気扇のDIYのやり方を見ていこう
ここでは換気扇のDIY方法について紹介します。
1.換気扇を外す
先ほどレンジフードを外したタイミングで、一緒に換気扇の取り外しも行います。
こうすることで、作業が円滑に進み汚れの付着を防ぐことも出来ます。
2.新しい換気扇と交換する
以前使用していた換気扇を外すとぽっかりと空間が空きます。
ここに次の新しい換気扇をはめ込むようにして取り付けていきます。
3.換気扇の運転を確認
全ての取り付けが終わったら、必ず電源を入れて問題なく運転しているか確認することも忘れないで下さい。
運転に問題がある場合は、コンセントを一度抜き差し直してみましょう。
それでもダメなら、取り付けに問題が考えられます。
取り付け部分をチェックして下さい。
キッチンの換気扇は清潔に保つことで機能を長持ちさせられる
使い方や製品によっては15年ほど使用することも出来ますが、いずれにしてもいつかは交換しなければなりません。
使い方や手入れ状態によっては、10年まで使用出来ずに不具合が発生し交換を余儀なくされることもあるので注意しましょう。
通常通りに使用していて、もしキッチンの換気扇に異変が起こった場合、故障のサインだと思う方がほとんどです。
もちろん故障のサインとしての異変もあるのですが、実は手入れ不足による不具合であるケースも多いのです。
キッチンの換気扇には油汚れが付きやすく、さらにホコリなどを巻き込み粘り気のある汚れが特徴的です。
粘り気のある汚れを残したまま換気扇を運転させると、汚れを剥がしながら無理のかかる運転をしている状態が想像出来ますよね。
換気扇に限らず、無理がかかっていると寿命は短くなりますし、そこから違う故障を引き起こすようにもなってしまいます。
換気扇を長持ちさせるためには、掃除をして汚れを溜めない残さないということも非常に重要なメンテナンスとなります。