一日の中でも長い時間を過ごすリビングやキッチンとは違い、玄関周りの収納に関しては、こんな風にしたいといった明確なイメージを持っていない方も多いのではないでしょうか?とくに、賃貸住宅にありがちな狭い玄関だと、たとえ理想はあっても、それを実行しようにも収納スペースが足りず、ゴチャついた状態になってしまいがちですよね。
ここでは、家の顔でもある玄関まわりをスッキリさせるための工夫や、初心者でも試しやすい簡単DIY方法、収納アイデアなどについてご紹介していきたいと思います。
近年では、壁などに傷を付けずに使える収納グッズが数多くあります。賃貸だからと諦めずに、まずはできるところから始めてみましょう。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
-
木材塗装の道具は100均で揃えることが可能!塗料の種類や特徴
DIYが好きな方は、木材を自分で好きな色に塗装することもありますよね。しかしホームセンターなどで売っ...
-
-
換気扇から異音!風が強い日の換気扇の使用方法と故障の見分け方
台風や悪天候が原因で風が強く吹いている日は、換気扇から異音が聞こえてくることがあります。 あま...
スポンサーリンク
賃貸住宅の玄関が散らかりやすいのは収納の少なさが原因
賃貸住宅だからと諦める前に
比較的新しめの賃貸住宅においては、靴箱だけでなくクローゼットなどの収納スペースも広めに取られている物件も増えてきていますが、これは実際に間取りだけではなく、収納の広さを住宅選びのポイントに挙げる方が多いためと考えられます。
100均アイテムを活用して賃貸でも収納力のある玄関に変えるDIY術
近年では、身近にあるものや100均のさまざまなアイテムを使って、賃貸住宅ならではの室内DIYを楽しむ主婦の方も増えています。DIYと聞くと、初心者には難しいように感じるかもしれませんが、暮らしやすくするためのちょっとした工夫だと思えば良いのです。ここでは、玄関収納を劇的に増やすアイデアをご紹介します。
靴専用グッズや突っ張り棒を活用する
通常、靴は両方を揃えた状態で、同じ方向に先端を向けて並べておくものですが、靴というものは足の甲部分が一番幅広に作られていますよね。これをそのまますべて同じ向きにして横に並べてしまうと、どうしても靴の踵側は左右にムダなスペースが空いてしまうことになります。試しに靴を左右互い違いにして並べてみると、上手くこの隙間がなくなり、より多くの靴を収納することができるのです。
奥行きや高さのある靴箱であれば、奥の高めの位置に細めの突っ張り棒を取り付けて、パンプスのヒールを引っ掛けるように収納したり、シューズラックを使って重ねて収納することも可能です。
傘は浮かせて収納
靴だけでなく、玄関の中で収納場所に困るものと言えば、傘もそのうちの一つ。傘は毎日使う物ではないだけに、狭い玄関ではムダに場所を取る置いて使うタイプの傘立てに収納するよりも、玄関ドアの内側に取り付けるマグネットタイプのほうが断然便利です。鍵や印鑑も同様に、ドアに付けたフックなどで収納する方法もあります。
使わないスリッパは見えない場所に隠す
靴箱の内側にタオルかけを取り付けて、そこにスリッパをかけて収納すれば、デッドスペースも有効に使えます。
子供の通園・通学グッズは玄関にまとめて収納する
手の届く位置にフックを付ける
まずは制服や帽子、アウターや通園リュックなどを吊るすためのフックを取り付けます。ここでも、壁に開いた穴が目立たないような、賃貸住宅向けのフックか、ワイヤーネットがあると便利です。子供の手の届く高さに設置すれば、朝は自分で身支度をして、帰ったらそこにかけるだけなので、自分の身の回りのことが自然とできるようになります。
小さめのカラーボックスを定位置にして忘れ物防止
玄関付近の廊下にスペースがある場合は、丈の低い小さめのカラーボックスを設置します。バッグやランドセルは横にフックを付けて引っ掛けて収納したり、ボックスの上に載せても使いやすいです。カラーボックスには棚を付けず、代わりに上の方に突っ張り棒を付けると、上着や制服をハンガーにかけて収納しやすくなります。
狭い賃貸の玄関をきれいに保つには、掃除のしやすい収納方法にするべし
賃貸住宅のように、家族の人数や物の量に関わらず、あらかじめ玄関の収納スペースが決まっている場合は、どうしても雑然として片付いていない印象を与えやすいものです。狭い玄関でも物が散らかりにくく、きれいな状態を保つには、収納方法を工夫する以外にも心がけたいことがあります。
使わない靴を出しっぱなしにしない
すぐに履かない靴は、そのままにせずに靴箱にしまいます。ただし雨で湿っていたり、極端に泥汚れなどがついたまま収納してしまうと、カビや悪臭の原因になりますので、きちんとその都度お手入れをしてから片付けましょう。
掃除のしやすさを優先する
先程もご紹介したように、玄関に傘立てを置いてしまうと、場所を取るだけでなく、掃除するたびにいちいち傘立てをずらす必要があるため、つい面倒で掃除が後回しになってしまったり、その周辺だけ掃除せずにホコリが溜まりやすくなりがちです。
余計なものを置かずにスッキリとした玄関を目指そう
靴は「増やす」のではなく「買い替え」が基本
何年も履かずに眠っている靴は、この機会に思い切って処分を。そのうえで、今後は新しい靴を買うのは買い換える時だけと決めて、必要以上に増やさないようにしましょう。
鏡で狭い玄関でも広く見せるアイデア
靴箱のドアにシールタイプの鏡を横に広く貼ることで、お出かけ前の足元チェックだけでなく、玄関自体を広く見せることができます。