「庭にビオトープ池を作って、メダカを育ててみたい!」そんなあなたにビオトープ池の作り方を詳しくご紹介いたします。
必要な資材から失敗しないためのアドバイスまで詳しくご説明します。ぜひ挑戦してみては?
庭に池を作るのはハードルが高いという方は、水鉢を使ったビオトーブがおすすめ。
浮草を配置してメダカが住みやすい環境を作ってみませんか?
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ビオトープの作り方、池を作る際に必要な資材
池を作るには掘ったところをコンクリートなどで固めたり、石などを敷いたりとなかなか手間がかかります。
ですが、そのまま水を入れても浸透してしていってしまい、何度も水を足したりしなければならず、必要な水も多くかかり、更には生き物も生きられない環境になってしまします。
水が抜けない処置に必要な防水シート
まずは、水が抜けていかないように掘った場所に池用防水シートを敷いて水が逃げないようにしましょう。
ですので防水シートの下にクッション材があると防水シートへの負担が減ります。
穴を掘ったら下にクッション材を敷き、その上から池用防水シート、更に上から砂を被せたら池の枠が完成です。
池を掘る時に必要になるのがシャベルやクワなど
池は深く掘ります、ですので石もゴロゴロ出てくるでしょう。石もなるべく取り除きたいのでクワなどで石を寄せると拾って取り除きやすくなります。
庭にビオトープ池を作って楽しみたい!作り方とポイント
では、実際に池を作るときにどこに作ったら良いのでしょう。
水生植物を植えてこそのビオトープです。
ビオトープには日光が必要、日が当たる場所の方が良い
ですが、夏場の西日はかなり水温が上がりますので西日が当たらない場所に作る事をお勧めします。
池の場所を決めたら、池の大きさも考えましょう。
また、掘ったら底の部分は踏み固め平らにして石を取り除きましょう。
石を取り除いたらクッション材を敷き、その上から防水シートを被せます。
防水シートは掘った穴から池の淵まで出すようにして、余った部分は切り取ります。防水シートは下にずり落ちてこないように少し長めに淵に出して土に埋め、更に周りには石を置いて囲います。更に池の底の防水シートの上にも土と砂利や川砂を入れます。
出来上がったら砂が舞わないようにゆっくり少量ずつホースなどで水を入れましょう。
ビオトープ池に生き物を入れるタイミング
水を入れた直後は水質が安定せず、更にカルキなども混じった状態のため、生き物を入れるのは控えて下さい。
ビオトープ内の水が落ち着くのは3~4日後
様子を見て入れるようにして下さい。
また、雨が降ると水が増えていきますが、雨が降らないとドンドン蒸発していってしまいます。
水を足す時は直接水道水を入れないで、カルキ抜きした水を入れるようにしましょう。
ビオトープは植物がないと生態系を維持できなくなり機能しません。
池の中や周りに水生植物を植えたり、鉢に入れた水生植物を沈めたりして微生物が住める環境を整えて下さい。
作り方を間違えると蚊が飛び回る池に…失敗しないビオトーブ池の作り方
ビオトープとは、自然環境ができあがっていて浄化のきちんとされている綺麗な水である事が大事です。
植物を植えて、生物を入れておけば上手くバランスが取れるはず、と考えてやってみると意外に上手くいかないものです。
放っておくだけではうまくビオトープが機能しないのです。
浄化作用がある砂や、石を置いても水量が多ければ上手く機能しない事もあります。また、蚊の幼虫のボウフラはメダカにとってよいエサになりますが、食べきれない量のボウフラが湧いたとき、池は蚊の恰好の住処になってしまいます。
池を作ったらそのまま放置しておかずに頻繁に様子を見に行き、対策を立てながら環境を整えていきましょう。
もし水質が悪化してビオトープを維持できなくなったら、水質浄化に役立つバクテリアや、その他にも浄化システムなどもありますから調べてみるのがお勧めです。
初心者におすすめ、水鉢を使ったビオトーブの作り方
池はなかなか管理が難しいのが現状です。ですが、上手く機能すればとっても素敵な庭の風景を演出できます。
水鉢で簡単にビオトープを作る事ができます
水鉢でしたらベランダでも飼育できますし、管理も小さな鉢ですからしやすいです。
また、費用も少なく済みますので是非作ってみて下さい。
水鉢に浄化力の高い底土を敷きつめ、水草を浮かべて生き物を入れるだけで簡単にビオトープができあがります。
また、お好みの水草を入れたり、流木を入れる事で目で楽しめる、そして癒されるビオトープになりますよ。
池に比べて水鉢は水質管理がしやすいのです。水替えもすぐできますから、水質が悪化したときなどは一度リセットしてまた始めれば良いのです。