巾木はDIYで交換が可能!ソフト巾木と木製巾木の交換方法

お家の巾木が傷んで来たら、住宅業者に修理や交換を依頼する方もいらっしゃいますが、巾木は意外と簡単にDIYで交換することができます。

まずは巾木の種類を知って、どのような巾木に交換するかを考えてみてください。

ここでは巾木の種類、種類別の交換方法や、補修方法について紹介をいたします。

また巾木は何のために必要なのか、必要ないのでは?と思ってしまう方の為に、巾木の必要性についても紹介していますので、併せて御覧ください。

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巾木をDIYで交換する前に、ソフト巾木か木製巾木かをチェック

巾木には大きく分けて二種類の物があります。

塩化ビニル製の巾木

ソフト巾木とも呼ばれ、厚さも薄く、素材も塩化ビニルですのでカラーバリエーションも豊富で、施工の際には曲げやすため、角に貼る時などには曲げながら付ける事ができます。

付ける時にも接着剤を使って貼り付けるという作業ですのでクギなどを使わず施工がとても簡単です。また、施工した時の収まりも、巾木自体にカーブが付いていますので床にキレイに収まりますのでホコリが入る心配も少ないようになっています。

木製の巾木

木で作られていますので、ソフト巾木と比べると厚みと重さも大きいです。
長さを計って用意する必要がありますので場合によっては切って使わなければなりませんが切る時にはノコギリや業者に頼んで切ってもらう必要があり、施工にはクギを使いますのでソフト巾木と比べるとやや扱いが難しいです。

しかし、質感はとても良く、床が木製のフローリングの時などには木製巾木の方が高級感が出ます。

家のテイストに合わせてどちらの巾木を使うのか検討してみて下さい。

ソフト巾木をDIYで交換する方法

DIYで巾木を交換するのならソフト巾木の方が難易度は低いので、DIY初心者でも手順とコツさえ押さえれば簡単にできます。

ソフト巾木と巾木を付けるための接着剤を用意してください。

まずは今付いている巾木をキレイに剥がす事から始めましょう。

巾木だけを剥がそうとすると壁紙まで大きく剥がれてしまう事がありますので、あらかじめカッターなどを使って壁紙に切れ目を入れて壁紙が剥がれてしまわない処置をしておきます。

巾木を剥がす時にはヘラなどの壁と巾木の間に入る物を使いながらゆっくりと剥がします。
キレイに剥がれたら、新しい巾木に接着剤を塗って巾木を付けていくだけですが、ちょっとしたコツを押さえる事で仕上がりが格段に変わります。

  • 接着剤を伸ばす時には、接着剤に付属されているヘラを使う。
  • 接着剤は一気に伸ばさずに少しずつ、隅もしっかりと塗る事。
  • 接着剤を塗ったらすぐに壁に付けずに少し時間を置いてから壁に付ける事。

この三点を抑える事でキレイに付けることができます。

巾木を壁に付けた時にはローラーを使って上から抑える事でぴったりと付ける事ができますのでつなぎ目がある場所も目立ちにくくなります。三点を守ってソフト巾木を交換してみてください。

ソフト巾木の簡単な補修方法

現在使っている巾木がソフト巾木で、ちょっとした浮きなどが気になる時にはすぐに補修する事もできます。
また、自分で交換した巾木がうまくついていない時などにはこの方法を試してみてください。

巾木の途中に少しだけ浮いている部分がある時

そのような時には部分的に接着剤が不足していたという原因が考えられます。
浮いている所に接着剤を流し込んで抑えるだけなのですが、ドライヤーで温風をかけながら抑える事で圧着する事ができます。

角の部分はどうしても浮きやすくなります

角の部分が浮いているのを見つけた時にも同じように、浮いている角の部分をつまみながらドライヤーの温風をかけて圧着しましょう。

角の部分を貼る時

角に巾木がフィットするように裏側を一本線を入れるように削ります。
すると曲げやすくなると同時にフィットしやすくなりますので、張替えの際にはあらかじめ裏を削ってフィットするようにしましょう。

木製巾木をDIYで交換する方法

木製の巾木に挑戦する際には、まず巾木を用意しますが、ホームセンターで入手すると有料ですが希望の長さにカットしてくれるお店がありますので、カットしてくれるお店でしたらカットしてもらうと便利です。

木製の巾木を壁から取り外す時

壁と巾木の間にスクレーパーのような金属製のヘラを差し込み、ハンマーなどを使ってトントンと叩き、少しずつ巾木と壁を離していきます。

クギが付いている場合もありますので、注意して剥がしていきましょう。

キレイに剥がれたら、新しい巾木を付けていきます。
クギだけで付ける事もできるのですが木工用ボンドを塗ってから施工する事でこの後の作業が楽になります。

湿度の高い場所に木製の巾木を付けるときには、木の膨張を考えて少し余裕を作ると良いです。

巾木の場所が決まったら接着剤で仮付けし、仕上げにクギを使って固定します。

最後に角の部分にコーナーキャップを付けて完了です。

コーナーキャップは別売りですが、これ付ける事で見栄えが変わりますので、予算に余裕がありましたら付ける事をおすすめします。

巾木はなぜ必要?巾木の役割について

普段何気なく目にしている巾木はただおしゃれのために付いているのでしょうか。
巾木は一体何のために付いているのかと言うと、きちんとした目的があるのです。

巾木は壁を守る役割をしています

巾木が守っているのは、床と壁との境目です。
巾木が付いている所は日常生活で意外と物が当たっている場所だという事をご存知でしょうか。

例えば毎日の掃除の時などに、掃除機がちょうど当たる部分がこの場所ですので、知らないうちに壁紙が剥がれていたりする場所なのです。
そのようなダメージから壁を守っているのが巾木です。

工事をする時、木材は湿度によって膨張と収縮を繰り返します

そのようなときに隙間なくぴったりと壁の部材と床の部材が接していると木材が動く余裕がなく、力を逃す事が出来なくなってしまいます。
そのような時のために壁と床の間には隙間があるのですが、巾木はこの隙間を隠してくれるのと家に柔軟性を持たせるために衝撃を吸収してくれるためにあるのです。

何気なく見ている巾木ですが、インテリアの他にもきちんと家の構造の一つとしての働きがあるのです。