包丁研ぎの頻度は、包丁を使う回数で違ってきます。
当然プロと一般家庭でも研ぐ頻度が違いますし、一般家庭でも、毎日料理をする人とそうでない人とでは違うわけです。
ということで、包丁研ぎの頻度はどのくらいが理想か、についてご説明します。
一般家庭であれば、手軽に研げる研ぎ器でこまめに研ぐのがおすすめ。
プロのように砥石を用意して、鋭い切れ味を追求しなくてもいいような気がしますが、切れ味の悪い包丁を使うのは危険なので、定期的に研ぐのが理想でしょう。
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包丁研ぎはどのくらいの頻度が理想なのか
切れ味の良い包丁を維持するためには、包丁研ぎを行う頻度が大切です。
多くの食材を切る料理人の場合には、その日の始まりや終わりに、必ず毎日包丁を研ぎます。包丁の切れ味によって、食材の味も変わると言われているので、プロの料理人にとっては、包丁の切れ味はとても大切なことなのです。
一般家庭の場合には、料理人のように、沢山の食材を切ることはありませんし、包丁を使う時間も短いです。
一般家庭の包丁研ぎの理想は、1ヶ月に1回程度。
包丁研ぎの頻度は、包丁を使用する回数や時間で見極めるのが大切なのです。
包丁が切れなくなってきたな、と感じたり、包丁を入れた食材が潰れてしまったりするときには、研ぎ時です。
また、切れ味の悪い包丁は、怪我のリスクも大きくなるので危険です。
適度な包丁研ぎで、包丁の切れ味を保ちましょう。
一般家庭でも、毎日料理する人としない人とでも包丁研ぎの頻度は変わる
一般家庭の包丁研ぎの目安は、1ヶ月に1回程度と説明しました。
しかし、これはあくまでも目安で、やはり包丁を使う回数や時間、切る食材の量によって大きく変わってきます。
毎日料理をする家庭では、先程紹介したように1ヶ月に1回は包丁研ぎが必要になると思います。包丁を使っている最中に切れ味が落ちていることを感じた場合には、1ヶ月経っていなくても、お手入れをする必要が出てくるでしょう。
毎日料理をするほどではないが、包丁を使うことはたまにある、という方の場合は、2~3ヶ月に1回程度の包丁研ぎを目安にすると良いと思います。
一般家庭の場合には砥石ではなく、包丁研ぎ器を使う方が多いと思います。
次に、包丁研ぎ器について説明していきますね。
包丁を使う頻度にもよるが、一般家庭なら手軽な研ぎ器でこまめに包丁を研ぐのがおすすめ
一般家庭で行う包丁研ぎに便利なアイテムが、包丁研ぎ器です。
研ぎ器は、100均やホームセンター、ネットなどでいろいろな種類のものが販売されています。
包丁の刃を研ぎ器に開いた溝に合わせて数回通すだけで包丁が研げるので、使い方も簡単で時間も要しません。
プロに依頼して包丁を研いでもらうと数千円かかりますが、自分で研ぐ場合には包丁研ぎ器にかかった金額だけで済むので、コストパフォーマンスが良いですね。
包丁の切れ味の悪さを実感したら、研ぎ器を出して、さっと包丁を研げば5分もたたずに包丁の切れ味が復活します。
家庭では、賢く研ぎ器を使って、包丁の切れ味を維持しましょう。
砥石を出す時間がない、といった時の緊急対策に研ぎ器を使うのが正しい使い方なのです。
砥石を使った包丁の研ぎ方とポイント
砥石は、包丁研ぎ器よりは高価になりますが、安いものであれば1000円台~2000円台で購入することができるので、家庭に1台用意しておくと良いでしょう。
難しく思える砥石を使った包丁研ぎですが、コツが分かれば簡単です。
研ぎ方とポイントを解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね。
【砥石で包丁を研ぐ方法】
- タライに砥石を入れて、水に全体を5分ほど浸けます。
- 砥石は布巾の上に縦長にして置きます。
- 包丁の刃が自分に向くようにして寝かせ、刃先を上に斜め45度にして砥石に当てます。
- 砥石に当てるのは、刃の部分だけです。包丁の背は5mm程度浮かせて包丁を上下に動かします。
- 包丁を3等分にして、3回に分けて各20回ずつ研ぎましょう。
- 片面が終わったら、裏面も同様にして行います。
- 包丁を食器用洗剤で洗い、砥石は水洗いして陰干しすれば完成です。
包丁が上手く削れた場合には、研いだ包丁の刃の部分に削りカスができます。20回包丁を研いだら、刃を手で触って、削りカスが触れるかどうか確認してみると良いでしょう。
研ぎ器がない時の代用品とその研ぎ方
しかし、この方法は私は試したことがないので、挑戦する場合には自己責任でお願いします。
【磁気の皿で包丁を研ぐ方法】
- 磁気の皿を裏返して、布巾の上に置きます。
- 皿の裏側の凸の部分に、包丁を斜め45度で当てます。
- 根本から先に向かって、包丁を軽く引いて包丁を研ぎます。
- 両面20回程度ずつ研ぎましょう。
- 包丁と皿を食器用洗剤で洗ったら、完了です。
皿だけではなく、磁気のマグカップを使っても研ぐことが出来るようです。
お気に入りの食器の場合には、包丁研ぎには使いたくないでしょうから、使用頻度の少ない食器がある方は一度試してみても良いかもしれませんね。