トイレの便座を自分で温水便座に交換したいと思っている人もいるのではないでしょうか。極力費用を抑えたいので、自分でできることをやろうと考えることもあります。
でも、実際の方法がわからなければ、自分で交換することはできないですよね。自分で交換を行うときは、どのような手順で交換をすれば良いのでしょうか。
ここでは、トイレの便座を自分で温水便座に交換する方法についてお伝えします。どのような手順で行えば良いかを知って、交換にチャレンジしてみましょう。
また、注意点についてもご紹介しますので、こちらも併せて確認してみてください。
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トイレの便座を自分で交換するときはサイズのチェックを
トイレの便座を自分で交換するときには、まず、サイズをチェックすることからはじめましょう。
大手便座メーカーでは、「標準」と「大きい」の2サイズの便座が用意されていますが、一般家庭で使う便座のサイズは標準サイズだと、一瞬誰でも思ってしまいますよね。
実はそこが落とし穴です。
サイズを間違えると、便座を付け替えることはできません。
あらかじめ自分の自宅の便座のサイズをしっかり測ってから、家電量販店やネット通販などをつかってサイズに合うものを選ぶようにすることが大切なのです。
便座を購入するときには、機能面や予算が優先になってしまいがちです。
しかし、何より重要なのは、便座のサイズ。これを忘れないで下さいね。
詳しい測り方はメーカーによって異なるので、ネットなどで調べてから測ることをおすすめします。
トイレの便座を自分で交換するときの外し方
トイレの便座を交換する手順を紹介します。
まずは、古い便座をトイレから取り外します。
便座は、便座の後方裏側でナットで固定されています。
手を使って回せば、簡単にナットを外すことができますが、便座が古いものだったり、劣化していたりすると手だけでは簡単に外すことはできません。
その場合にはモンキーレンチなどを使用して取り外してみましょう。
トイレの陶器にぶつかると、陶器が割れてしまうことがありますので、工具の扱いには十分気をつけて下さいね。
ナットを外せば、便座は持ち上げれば簡単に外れます。
落とさないように注意しながら、慎重に作業をして下さい。
便座を取り付けていた時には見えなかった汚れが、意外と溜まっています。
新しい便座を取り付ける前に、汚れを綺麗に掃除しておくことをおすすめします。
トイレの磐座を自分で温水便座に交換する手順
新しい温水便座の設置方法の手順を解説していきます。
- 温水便座を設置する前に、止水栓を確認しましょう。
止水栓が閉まっていないと、作業の工程で水が漏れてしまうことがあります。
止水栓が閉まって、水が出てこないことを確認してから、便座の取り付けに移りましょう。 - 止水栓を閉めたことを確認したら、温水便座のベースプレートを、便座取り付けの穴に固定します。
ドライバーを使用して、ズレがないか確認しながら、しっかり固定しましょう。 - 分岐水栓は、タンクから止水栓、止水栓から温水便座に水を送るために必要になります。温水便座を購入した際に付属されているはずなので、確認しておきましょう。
- 分岐水栓を取り付けるためには、給水管を外さなくてはいけません。
モンキーレンチを使って、ナットを緩めて外しましょう。
この時、給水管に残っている水が溢れてきますので、バケツや雑巾などを用意して、給水管の下に準備しておくことを忘れないでください。
温水便座に交換・分岐水栓の取り付け~完了まで
また、パッキン自体の劣化によっても水漏れは起こりますので、古いものを再利用するのではなく、必ず新しいものを使用するようにしてください。
分岐水栓からタンクまでの給水管は、市販されているフレキ管の長さを調整して取り付けます。できるだけ見た目がスッキリするようにフレキ管を曲げましょう。
分岐水栓の下の部分には、温水便座につながる給水ホースを取り付けます。
万が一水漏れがあった場合には、止水栓をすぐに閉め、水が漏れた位置のセットをやり直します。
止水栓から水が漏れなくなったら、コンセントに電源プラグとアースを差し込んで設置完了です。安心して温水便座が使用できますよ。
自分でトイレの便座を交換する時の注意点
自分でトイレの便座を交換するのは、意外と簡単です。
しかし、事前確認を怠ったり、手順を間違えてしまうと、思わぬ事故につながることもありますので、注意しましょう。
- 「止水栓」や「水道の元栓」の閉め忘れは、水漏れの原因になります。
少量の漏れであれば気になりませんが、管から水が吹き出して止まらなくなり、部屋中が水浸しになったり、下の階まで浸水してしまったりすることもありますので、注意しましょう。 - また、工具の扱いを間違えることで、止水栓の破裂やトイレの陶器の破損なども起こります。特に、古くてナットがキツくしまっているトイレの場合には、工具を力いっぱい操作することもあるかもしれません。
無理にこじ開けようとすると、取り返しのつかないことになりますので、そのような場合には、自分で作業をしようとするのではなく、専門の業者に依頼することをおすすめします。 - 作業前に電源プラグを抜くこと、作業の最後に電源プラグを入れることも大切です。
水が漏れたり、手に水がついていたりするので、感電が起こる可能性もなくはありません。