家を新築する時に、壁紙を選ぶのは楽しくもあり、悩むことのひとつではないでしょうか。家全体を明るくするために、白を基調に色選びをする方も多いと思います。
そこで、白の壁紙の種類や、おしゃれに見せるための質感の違いなど、壁紙の選び方をご紹介します。
小さな壁紙の見本と、実際に壁に貼られた印象は違って感じることもあります。失敗しない壁紙の選び方を覚えておきましょう。
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おしゃれで洗練されたイメージのある白の壁紙の2つのタイプ
白い壁紙には”織物調”と”石目調”がある
壁紙は、部屋の四方の壁に貼るため、視界に入る面積も多いことから、部屋が広く見える「白」をベースカラーとして選ぶ方が多いのではないでしょうか。
一般的な白い壁紙でも、模様や風合い、色味の違いがあるので、白と言っても選ぶ物によって雰囲気が変わります。
織物調は、文字通り織物のような布地模様が特徴で、石目調は塗り壁のような模様が特徴です。
- 織物調は縦横均等な模様なので、壁紙同士の継ぎ目がわかりにくく、見た目もシンプルなのでどんな部屋にも合いやすいというメリットがあり、白の壁紙の中でも、もっともスタンダードな壁紙で、クロスの中でも王道と言ってもよい物です。
- 石目調の壁紙は、壁をコテで塗ったような模様なので、模様が立体的になり、存在感が出ます。
デメリットは、織物調の壁紙と比べると浮きが出やすいかったり、継ぎ目がわかりやすいということ。
それぞれの個性を理解して壁紙を選び、理想とする部屋を目指しましょう。
機能付きの壁紙を上手に活用
消臭効果や汚れ防止効果を持った壁紙を使うメリット
壁紙を選ぶ時は、部屋のインテリアにも合わせて色や模様を中心に選ぶことが多いと思います。
最近の壁紙には、色や模様の他にも特殊な機能を持ち合わせた壁紙という物も多数出ています。
特に小さいお子さんがいる家庭では、壁紙に絵を描いてしまったり、引っ掻いて傷を付けることもありますが、汚れや傷防止の壁紙にすることで、壁紙に付いた汚れが綺麗に取れたり、壁紙の強度が強いため傷が付きにくいといった嬉しい効果が期待できます。
家に喫煙者がいる場合は、消臭効果や汚れ防止効果を持った壁紙を使うことで、ヤニの臭いや汚れが付かないようにすることも出来ます。
また、日当たりが悪く湿気が溜まりがちな部屋の壁紙を吸湿効果の壁紙にすることで、カビの発生を防止することもできます。
白の壁紙をおしゃれに見せる質感の違い
特に天井のクロスと壁紙は、部屋の印象を決定付ける重要な役割があります。
同じ白色でも、質感の違いによって室内の印象が変わるので、インテリアに合わせて壁紙を選ぶということがポイントです。
石目調の壁紙は、模様の凹凸があるので光の加減によっては模様に影が出来、立体的に見える壁紙もあります。
木目調の白い壁紙などを使うことで、北欧の家のような温かみのある室内にすることも出来ます。
白の壁紙をよりおしゃれに見せるコーディネート
床から天井にかけて色を明るくすると部屋が広く見える
- 家の中でも日当たりがよく居心地の良いリビングの壁紙は、白の壁紙を上手く使うことで、より空間を明るくしてくれます。
- 膨張色である「白」を空間に多く使うことで、空間を広々と見せることが出来ます。
- 室内では、床~壁~天井の順に上にいくほど明るい色にすることで、より空間を広く見せることができます。
明るい印象の室内にしたい場合は、天井に壁紙と同じ色や、明るい色を使い、落ち着いた印象にしたい場合は、壁紙よりやや暗めの色を選びましょう。
空間を作るのは、壁紙だけではなく、室内にある窓や扉、床の色も重要な要素です。
それぞれの色味とバランスが取れた壁紙を吟味して、素敵な室内にしたいですね。
壁紙の失敗の少ない選び方
サンプルと実際に貼る壁紙の色は少し違うことも
家を新築する場合は、モデルルームで確認したり、分厚い壁紙のカタログの中から各部屋の壁紙を選ぶことが一般的ですよね。
ハッキリとした家のイメージが決まっていれば、迷うことなく壁紙を選ぶことが出来ますが、これから完成する家のイメージがまだはっきりしていないという場合は、膨大な壁紙のサンプルを前に、どれにしたら良いのか分からなくなるという人も少なくないでしょう。
理想通りの家を作るために、壁紙を選ぶ作業は楽しいですが、量が多いと迷いが生じてしまいます。
実際の壁紙と、壁紙のサンプルでは、壁に貼った時の方が色味がやや明るく見えます。